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ティトゥティ(tituti)とは、沖縄の方言で、手と手を表す言葉。
コーディネーターや店舗スタッフが「つなぎ手」となり、「つくり手」である作家から「つかい手」となるお客さまの橋渡しを担っています。
作家自らも店舗の運営や接客もおこなうというユニークなスタイル。作家はお客さまと直接お会いすることで、使い手の目線をダイレクトに作品づくりに生かすことができます。お客さまは作品の背景や作家のパーソナリティーの魅力を身近に感じ取ることで、作品への愛着をより深くすることでしょう。
工芸の奥深い魅力、ひとつひとつ手づくりをすることの意味とともに、そのぬくもりを感じてもらいたいと強く願っています。

tituti front panel

「いっしょに暮らせる沖縄工芸」「暮らしの中の沖縄の工芸」をテーマに、色や形、素材、使い勝手など、人の暮らしのなかで使われる場面を想像しながら創作活動はすすめられています。
さまざまな価値観やライフスタイルの多様性がある現代において、日々の何気ない暮らしの中にそっと溶け込むような沖縄の工芸品でありたい。日常生活のなかで、また特別な日に、きらりとひかり愛着をもって永く使いつづけてもらえるようなものづくりをめざしています。

Noriko tanaka bingata Gamaguchi
Tomoko Nagaike Stall

titutiのこれまで

2006

新工芸研究会として活動を始める。沖縄県産業まつりなどにおいて、沖縄の工芸分野の発展に向けて、“新しいかたち” を見出す取り組みに参加する。

2007

tituti(手と手)というブランドネームのもと、紅型、織物、陶芸、漆芸、木工などの工芸作家とデザイナー、コーディネーターで構成される「沖縄新工芸研究会」の有志によって活動及び商品開発を行う。

2008

沖縄県による「沖縄デザイン戦略構築促進事業」において、異分野工芸家たちによる新商品開発を行うブランドとして参加。開発した作品を「CROTON PROJECT」として発表。その成果を東京ミッドタウンにあるインターナショナルデザインリエゾンセンターにて発表。

OKINAWA DESIGN SOURCE

県内大手のインテリアショップ、リビングデザインスクエア THE GRACE にて「宴」展を開催。

2009

本島北部にある高級リゾートホテル喜瀬別邸にて、「喜瀬の風 展」 を開催。

喜瀬の風 展

県内随一の百貨店デパートリウボウにて特設会場を設け、「春の萌し」展を開催。

京都哲学の道沿いギャラリー花いろにて、オキナワンクラフト“うりずん”展を開催。

オキナワンクラフト“うりずん”展
2010

那覇市牧志に「tituti OKINAWAN CRAFT」として自営ショップをオープンさせる。

北欧フィンランドへ海外研修にのぞむ。工芸、デザイン研修を目的として企画。作家、デザイナー、コーディネーター含め運営にかかわるメンバーにて参加。

2011

県内恩納村コンドミニアム型リゾートホテルカフーリゾートのスパ施設にて、トリートメントルームのアートディスプレイを請け負う。

2012

県内大型リゾートホテルリザンシーパークホテルの客室全面改装に伴い、インテリアデザインや客室及びエレベーターホールなどのアートワークを請け負う。

2015

那覇市牧志 2 丁目モノレールの沿線川沿いの店舗へ移転。作家の展示会のみならず、京都でご縁を繋いだ服飾ブランド CAUAC の展示販売を企画するなど、店舗の新たな展開をみせる。

CAUAC
2019

新店舗を移転オープン。10 年目を迎える 2020 年を目前に心機一転、地元の人や観光客でにぎわう那覇の中心地牧志、壺屋やちむん通り近くへ。

2020

活動を始めてから 10 年あまり、販売拠点としての店舗を構えて 10 年目を迎える。

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